バツイチを告白するタイミングは?女性を不快にさせない打ち明け方
再婚のため婚活をはじめた男性にとって、女性にバツイチである事実を伝えるのは勇気がいります。「いきなりカミングアウトしたら相手にされないのでは?」「後から告白すると相手を傷つけるのでは?」と、いつ伝えるのがベストか分からなくなってしまいます。
今回は、婚活をする一般女性の意見を参考に、再婚したい男性が女性にうまくバツイチであることを告白するタイミングや伝え方について解説します。これから婚活をするバツイチ男性は参考にしてください。
婚活女性はバツイチの男性でも結婚相手として見てくれる
婚活をする一般女性に「男性がバツイチだった場合、結婚相手としてあり?なし?」という質問をしました。60名の女性に聞いた回答結果は下記の通りです。
昔と違って、離婚や再婚の割合は増えているので珍しくありません。そのため、離婚歴のあるバツイチ男性でも結婚相手とし問題ないと考える女性は多いです。
しかし、一方でバツイチの男性は無理と考える女性がいるのも事実です。理由としては、「離婚した原因が男性側にあるのでは?」と疑ったり、「家族や友人に紹介しづらい」と躊躇する女性もいます。また、前妻との関係を気にしたり、バツイチ男性はまた離婚しそうな悪いイメージを持つ女性もいたりします。




バツイチで子持ちだと告白した途端、婚活女性の反応が大きく変わる
バツイチだと告白してあまり驚かなかった女性でも、子供がいると告白した途端に拒絶する女性もいます。それだけ、バツイチ男性に子供がいるか・いないかは大事なポイントになります。
こちらも、婚活をする一般女性に「バツイチで子持ちの男性との結婚はあり?なし?」という質問をしました。ちなみに、子供と同居しているのか・別居しているのかで反応が大きく異なります。60名の女性に聞いた回答結果は下記の通りです。
子供と同居している場合はかなり厳しい
バツイチで子供と同居するシングルファザーは、女性から敬遠される可能性が高いです。女性からすると、結婚したらいきなり母親になります。他人の子供と一緒に住むことに大きな抵抗を抱くのは仕方ありません。
仮に、女性がOKでも子供が受け入れなかったり、実母と比較されるのではと不安になります。さまざまなリスクを考えると、子供と同居しているバツイチ男性との結婚は負担が大きいと思われても仕方ありません。



子供と別居している場合はあまり影響ない
子供と同居しているバツイチ男性と比べると、再婚の可能性は高くなります。女性からすると、子供と一緒に住むリスクはないので、男性と一から新しい家庭をつくっていける期待が持てます。
しかし、別居しても定期的に子供に会ったり、前妻と連絡を取り合うのが嫌だと感じる女性もいます。また、養育費や慰謝料など経済的な負担がないか不安に思う女性もいます。結局は、バツイチ男性と結婚することで不安やストレスが発生しないかを考えます。子持ちかどうかで今後の付き合いがどうなるか大きく左右するといっても過言ではありません。


バツイチを告白する際に女性が気にするのは離婚の原因
バツイチを告白された女性の心理として、男性がどんな原因で離婚したのかが気になります。離婚の原因によっては、その後の交際や結婚を考えられないからです。では、女性はどんな離婚の原因を嫌うのでしょうか?
まずは、男性の浮気です。女性関係のトラブルで離婚した場合、同じことを繰り返すと感じる女性は少なくありません。また、金銭トラブルも問題です。借金があったり浪費グセのある男性は結婚相手して最悪です。その他に「お酒を飲みすぎる」「DV=家族に暴力を振るう」「家族や親戚と馬が合わない」など、女性にとってマイナスなことは基本的にNGです。
もちろん、男性から離婚の原因を細かく説明する人はいないし、自分にとって不利な話はしないはずです。ただ、後々本当の理由が分かったときに、「ウソをついていた」と思われないように正直に伝える必要があります。
離婚した原因を説明するときは絶対に前妻の悪口を言わない
離婚の原因を説明する際に、絶対に前妻を悪く言ってはいけません。仮に、本当に前妻に非があって離婚したとしても、「お互いに悪い部分はあった」と言うべきです。人間は必ず自分を肯定する思考が働きます。そのため、離婚したのは前妻が悪いという理由を並べて自分を肯定化しようとします。
女性からすると、前妻の意見が聞けないので男性の一方的な意見はあまりアテになりません。しかも、前妻を悪く言ったり相手のせいにばかりしていると、「なるほど、こんな性格だから離婚したんだな」と性格を疑われます。
「前妻に非があれば、同じくらい自分にも落ち度があった」と説明した方が、紳士的で反省しているんだと理解してくれます。相手を否定すれば、その分自分にもマイナスポイントが付くと自覚しておくべきです。
バツイチを告白するタイミングを間違うと女性を怒らせる
バツイチを告白するタイミングを間違うと大きな失敗につながります。特に、交際後しばらく経ってからカミングアウトすると、女性から嫌われる可能性が高いです。
否定的な女性の心理
ほとんどの女性は、バツイチの事実を告白するタイミングが遅いと感じます。「出会って真っ先に伝えるべき」と怒る女性もいれば、「交際前に伝えてほしかった」とショックを受ける女性もいます。
やはり、ダマされたと感じる女性が多く、今後男性を信用できないから別れを決断するケースもあります。「隠し事をされた」「ウソをつかれた」という感情が生まれるので、人間性を疑われても仕方ありません。


理解してくれる女性の心理
女性によっては、言い出せなかった気持ちを理解してくれる人もいます。しかし、隠していた理由はきちんと説明しないと納得はしてくれません。
また、離婚した原因について、ネホリハホリ聞かれるのは覚悟しなければいけません。一応話を聞いてくれても、ウソをついていなかったり納得できる内容でなければ信用を失うことに変わりはありません。


どちらにしても、良い印象を与えるのは難しいです。出会ってなるべく早いタイミングで、バツイチであると告白した方が関係を悪化させずに済みます。
女性にバツイチを告白する理想的なタイミング
女性にバツイチだと告白する理想的なタイミングは、大きく2段階に分かれます。男女のお互いの心理をもとに解説します。
第1ステップ:出会った直後
女性は「えっバツイチなの?」と驚くかもしれません。女性によっては「バツイチの男性はごめんない」と断られるかもしれません。でも、初回のカミングアウトで断る女性は、早かれ遅かれ断られる可能性が高い女性です。それより、「正直に話してくれる誠実な男性」と良い印象を持ってくれる女性だったら、その後の展開もスムーズに進みます。
男性の心理としては、もう少しお互いを知ったうえで伝えたいと感じるはずです。また、今後どうなるかも分からない女性に、わざわざバツイチを伝える必要はないとも思いがちです。出会った直後のカミングアウトは、女性を不快にさせない最も安全なタイミングです。もし、告白のタイミングを逃してしまったら、第2ステップで打ち明けましょう。
第2ステップ:交際前のデート
交際する前にデートをする時がチャンスです。できれば、2~3回目くらいのデートが理想です。何度も会っているのに伝えないのは、隠していたという印象を強くさせるからです。お互いに交際をしてもいいかな、という時期がタイムリミットです。このタイミングを逃すと、結局カミングアウトできずに交際がスタートしてしまいます。
男性の心理としては、「せっかく交際できそうなのに、バツイチだと告白して嫌われたくない」と躊躇してしまいます。ただ、時間が経てば経つほど打ち明けた時の女性のショックが大きくなります。交際前はラストチャンスだと覚悟すべきです。
男女の関係になった後にバツイチを告白するのはタイミングとしてNG
交際をはじめて男女の関係なった後に、バツイチを告白するのはタイミングとして最悪です。女性から下心だけで交際していたと思われても仕方ありません。カミングアウトの際に、いくら誠意を持って説明しても理解してもらうのは大変です。
それなら、まだ体の関係もなく気持ちの面でつながる時期の方が誠意は伝わります。ただでさえ隠し事をされていたとショックを受けるのに、なぜもっと早く打ち明けなかったのかという不信感だけが残ってしまいます。
本気で交際を続けて再婚を意識する女性なら、尚さら一線を越える前にバツイチの事実は伝えておくべきです。むしろ、「これからのことを真剣に考えているから伝えておきたいことがある」と切り出した方が誠意が伝わります。
バツイチを告白するときは女性の不安や疑問を解決することが重要
バツイチであることを告白する時に大切なことは、女性が納得してくれることです。そのためにも、相手の女性が感じている不安やどんな疑問を持っているか知ることが重要です。的外れな説明をしても、女性の不安は解消されず関係が悪化する可能性が高いからです。
聞かれたことに正直に答える
女性からの質問にきちんと正直に答えるのが大事です。「なぜ、最初から言わなかったのか?」「何が原因で離婚したのか?」など、女性によって疑問や不満はさまざまです。
その際、男性側があせったり何とか機嫌を取ろうとして曖昧な対応をすると、「ごまかそうとしている」「まだ何か隠している」と不信感が増します。相手が求めていることに正確に答えるのが大事です。
余計なことを話さない
余計なことを話さないのが重要です。カミングアウトして女性の顔色が変わると、何とか弁解しようと余計なことをベラベラ話してしまうのは良くありません。
相手は納得しているのに、男性が必要以上に話をふくらませると逆効果です。せっかく理解してくれた女性に新たな不安や疑問を生むことになります。重要なポイントだけ簡潔に伝えて、聞かれたことに答えるのが最善の対応です。
女性によって、過去の結婚生活や前妻の話を嫌がる人もいるから気をつけて。
仮に、説明が不十分だと感じても、相手の女性が理解して納得してくれるのがベストな対応です。バツイチを隠していたことに不信感を持っているのであれば、誠心誠意の謝罪をして気持ちを伝えしかありません。
それで駄目なら、気持ちを切り替えて次の出会いを求めた方が良いです。アンケート結果からも分かるように、バツイチでも問題ないと考える女性は意外に多いです。
再婚するためには女性選びや出会い方がポイント
再婚するためには、どんな女性とどんな出会い方をするかが重要なポイントです。バツイチの事実は変えることはできません。最初からカミングアウトしなくても、再婚することになればいつか必ず伝えなければいけない事実です。
それなら、バツイチの男性だと知ってもらったうえで出会う方が効率はいいです。バツイチであることを理解したうえで、会ってくれる女性の方が再婚できる可能性はグンと高くなります。「いつバツイチだと告白しようか?」と余計な心配をすることなく接することができるので、関係性を深めやすいです。
そういう意味でも再婚のために婚活をするなら、あらかじめプロフィールなどで婚姻歴を伝える形が理想です。例えば、婚活サイトや結婚相談所であれば、女性は事前のプロフィールを見て選んでくれます。
会ってくれる時点で、バツイチ男性に抵抗がない女性なわけですから遠慮なくアプローチができます。婚活は、交際の可能性が低い相手との接点をなるべく避けるのがコツです。たくさんの女性と会い過ぎて、何度も断られると気持ちが沈んでしまうからです。
まとめ
・婚活女性はバツイチの男性でも結婚相手に選んでくれる可能性は高い
・バツイチで子持ちの場合、女性は結婚後のリスクを考えて敬遠する
・女性はバツイチ男性がどんな原因で離婚したかを気にする
・前妻の悪口を言うとことは自分の評価まで下げてしまうので絶対にNG
・バツイチのカミングアウトはできるだけ早いタイミングが好ましい
・バツイチの告白のベストなタイミングは出会った直後か2~3回目のデート
・男女の関係になった後にカミングアウトするのは最悪のタイミング
・バツイチを告白するときは、聞かれたことに正確に答えて余計なことは言わない
・再婚相手を探すなら、最初からバツイチだと公表できる婚活が効率的
昨今、バツイチ男性が再婚するケースは珍しくありません。それだけ、バツイチが一般化して女性も気にしない時代になったと言えます。とはいえ、カミングアウトするタイミングや伝え方はとても重要で、相手の気持ちを考えるとなるべく早めに誠意を持って伝えるのが理想的です。
最近は、さまざまな婚活サービスがあるので、バツイチの男性が多く利用するものや、再婚を希望する人に丁寧なサポートをしてくれるものもあります。ひとりで悩んで解決しない場合は、便利な婚活サービスを利用するのも再婚への近道になります。