実家暮らしの独身男は結婚できない?欠点を逆手に取る婚活テクニック
独身男性が実家で暮らしていると、「なんで一人暮らししないの?」「実家で暮らす理由があるの?」など否定的な声を耳にします。特に、婚活をする男性は女性から「実家暮らしの自分に悪いイメージや先入観を持っているので、結婚相手として見てくれない」と不安になってしまいます。
厚生労働省が発表した『第6回21世紀成年者縦断調査』を参考にしてみます。年齢階級別に親と同居しているか同居していないかで、結婚している割合を比較したデータです。
例えば、31~35歳の男性の場合、親と同居している男性の20.5%が結婚しているのに対して、親と同居していない男性の27.7%が結婚しています。データ上では、男女・各年齢階級のすべてで親と同居していない人の方が、結婚できる確率が高いことが分かります。
ただ、実家暮らしでも結婚できる男性はたくさんいます。つまり、女性が実家暮らしの男性を嫌う理由をきちんと把握して、逆にメリットとしてアピールができれば印象は一気に良くなります。「長所は短所、短所は長所」と言って、自分が欠点と思っていることも、相手にうまく伝えれば利点と感じてくれる可能性は十分にあります。
だからこそ、実家暮らしのデメリットを知って、うまくメリットとして女性にアピールできるように詳しく解説していきます。実家暮らしの男性が、上手にパートナーをみつける方法を学んでいきましょう。
独身男性は実家暮らしだと女性から拒否されるのか?
女性が実家暮らしの独身男性に抱くマイナスイメージとは?
実家暮らしのイメージをプラスに変える方法とは?
実家暮らしの独身男性でもOKな女性の見つけ方とは?
実家暮らしの独身男性は結婚できないって本当なのか?
女性は、実家暮らしの独身男性を結婚相手として見れないのか?また、独身男性は何歳までなら実家暮らしをしてもOKかについて調査しました。
女性は実家暮らしの独身男性でも結婚の対象にする
一般女性に「実家暮らしをする独身男性は、結婚相手としてアリかナシか?」という質問をしました。(当サイト調べ)
すると、100名の女性のうち全体の約70%の女性はアリ、逆に約30%の女性がナシと答えました。つまり、実家暮らしだからと言って結婚相手の対象から外れるわけではありません。
確かに、実家暮らしを良く思わない女性もいますが、ごく一部の女性です。否定的な意見というのは多数派の意見と思われがちですが、実際は少数派の意見であることがほとんどです。どうしても実家暮らしの男性が対象外という女性なら、こちらも相手にしなければいいだけです。
今まで、実家暮らしをマイナスと捉えていた男性も希望が持てるね
独身男性は何歳までに実家を出るべきか?
一般女性に「独身男性が実家暮らしをするのは、何歳までが限度と考えますか?」という質問もしてみました。(当サイト調べ)
結果、100名の女性のうち全体の約23%の女性は「何歳まででも構わない」という回答です。この結果からも、実家暮らしをネガティブに捉える必要はないことが分かります。
ただし、その他の回答で「30歳まで」と答えた女性が約17%、「35歳まで」「25歳まで」という回答が、それぞれ約13%でした。年齢的に「結婚適齢期を過ぎても結婚せずに、実家暮らしをしている独身男性」に違和感を感じる女性がいるのも事実です。
2つのアンケート結果から、女性にとっては結婚の対象から外れるわけではないけど、独身で実家暮らしをする男性には特別なイメージを持つことが分かります。そして、女性が独身で実家暮らしの男性に持つイメージは人によってさまざまです。
実家暮らしで独身男性が女性から嫌われる理由とは?
実家暮らしの独身男性は、女性からマイナスイメージを持たれている可能性が高いです。一般女性の意見を参考に、女性が実家暮らしの男性に持つイメージについて解説します。
自立できず親に甘えている

女性目線では、実家暮らしの男性は親に甘えていると思われやすいです。実家で暮らすということは、家事や身の回りのことを親に任せているケースが多いです。朝晩の食事や洗濯、家の掃除などはもちろん、光熱費の支払いや日用品の買い物など、親に任せていることが多くなります。
実際はどうかというのは抜きにして、まわりの人間からすると「いい歳した大人の男が、実家で親に面倒をみてもらっている」という印象が強くなります。家事や身の回りの世話を親に任せているイメージから、自立ができず頼りない男性のイメージへとつながってしまいます。
男性の親との絶対に同居したくない

実家暮らしの男性が女性から避けられるのは、結婚後に男性の親との同居を求められるリスクがあるからです。昔は、結婚=男性の家に嫁ぐという形が主流だったので、女性が男性の家族と一緒に暮らすのは一般的でした。しかし、最近は核家族化が進んで、結婚しても親とは別居する家庭も増えてきました。
そんな中で最初から、結婚すれば男性の実家で親と同居するのは当たり前という価値観でいると女性から嫌われます。「そんな男性とは結婚したくない」「親と別居できる男性を探そう」と、女性にしてみれば親と同居しなくても結婚できる男性はたくさんいます。
お金がない男性のイメージを持たれる

実家で暮らしているのは、金銭的な余裕がないのが原因ではないかと疑われます。まず、収入が低いから一人暮らしができないというイメージを持たれやすいです。
また、「お金の管理はきちんと出来るのか?」と不安がられます。独身で実家暮らしなら、自由に使えるお金と時間があるので気にせず浪費するタイプではないかと疑われます。実家暮らしを何十年も続けて、貯金がまったくありませんではかなり悪いイメージを与えてしまいます。
実家暮らしで結婚できない男性はマザコンだと疑われている
実家暮らしの独身男性が嫌われる理由の一つに、マザコン気質があると疑われる危険性があります。母親と同居する男性にとっては当たり前の日常であっても、女性からみた親子の関係性は異なります。
母親にとっては、何歳になっても息子はかわいいので世話をしたくなるものです。特に年齢を重ねる独身の息子には心配事も多くなり、身の回りのことは何でもしてあげたくなります。男性としても、年老いていく母親の面倒をみるのはごく自然な行動です。同居していれば、休日買い物に付き合ったり外食をすることだってあります。
もちろん仲の良い親子と見てくれる女性もいますが、多くの女性は「母親に依存している」「もしかしてマザコン?」とマイナスのイメージを持ちます。何かあれば母親に相談して、一人では決断できない男性ではないかと先入観を持たれやすくなります。
そして、マザコンの男性が嫌われる理由は、女性が母親と比較されると感じることです。例えば、女性が作った料理が口に合わないと、つい「実家は薄口だから」と母親と比較してしまう男性は絶対に嫌われます。

実家暮らしの長男は結婚相手に選ばれない確率が高い
実家暮らしの男性は長男である可能性が高いです。長男=実家で親と同居というイメージが強いので毛嫌いされるケースが多いです。
実家暮らしで男性の親と同居することのリスク
昔から日本には、長男が実家や親の面倒をみるという風潮があります。長男である男性からすると当たり前のことであっても、結婚相手を探す女性にしたら大きな問題です。
いくら結婚して家族になるといっても、旦那の親は他人であることに変わりありません。男性の母親とケンカやトラブルになる嫁姑問題はいつの時代も存在します。そのため、結婚して男性の実家で親と同居することを嫌がる女性は多いです。

将来親の介護をしなければいけないリスク
別居したとはいえ親の世話という問題は残ります。男性に兄弟がいて、親の面倒をみてくれるなら安心ですが、長男の嫁という時点でそうはいきません。将来、男性の親が年老いて介護が必要になれば、その負担は必ず長男の嫁に来ます。
男性が協力するとはいっても、普段仕事に出ていることが多いと必然的に奥さんが親の世話をすることになります。介護となれば、認知症や寝たきりといった過酷なものをイメージしてしまうので、女性にしたら将来を考えるだけで不安になってしまいます。

【一挙公開】実家暮らしをプラスのイメージに変えて女性にアピールしてみよう
それでは、独身男性の実家暮らしに対するマイナスイメージを一つずつ解決していきましょう。つまり、プラスのイメージに変えて女性にアピールするわけです。
大事なことは自分に自信を持つことです。多少無理やりでも、自信を持ってアピールすれば響く女性もたくさんいます。
自立できず親に甘えている
身の回りのことを親にしてもらっている男性は、いい意味で無頓着なので感謝することはあっても文句を言うことは少ないです。例えば、出された料理は「美味しい」「ごちそうさま」と素直に言えます。逆に、自分で料理や家事ができる男性は、女性の行動にケチをつけたがる人もいます。愚痴を言わず、素直に感謝を伝える男性は好まれます。
そして、必ず家事は協力することです。出来る出来ないは問題ではなく、協力するという姿勢が大事です。家事は女性がするものという固定概念は一旦捨てるべきです。
「家事は家族で協力してやるもの」を口ぐせにすれば、頼りないイメージは払拭できるよ。
親と同居したくない
基本的に男性の親と同居したくない女性がほとんどです。女性を安心させる必要があるので、結婚したら親とは別居する意思があるとアピールする必要があります。ただし、嘘をついてはいけません。
もし、親の面倒をみないといけない立場だったら、「実家の近くに家を建てて自分たち家族が住むか、親を住ませることもできる」といった提案もできます。要は、女性にとって嫁姑問題など余計なストレスや問題を避けたいのが本音です。
別居という選択もあると安心させることで、女性からの印象もずいぶん変わるよ。
お金がないイメージ
安定した収入があるなら、しっかりアピールすることが重要です。女性は現実的なので、安定した生活が送れるかを第一に考えます。あまり自慢にならない程度に、年収や職業などで女性を安心させるのがコツです。
もし、アピールできるほどの収入がない場合は、貯金や資産があることで安心させることもできます。具体的な貯金額を言わなくても、「若いころからコツコツ貯金をしてきた」とか「先祖から受け継いでいる資産がある」など情報を伝えるだけでも女性にとっては安心材料です。
結婚を意識してもらうためには、お金の心配をさせないことが大事だよ。
マザコンのイメージ
家族思いで優しい男性であると言えます。女性の家族にも同じくらい親切に接すれば、性格が優しい男性であるとアピールできます。
そして、母親と女性を絶対に比較しないことです。些細なことでも母親を引き合いに出すと、女性は敏感に察知します。女性の良いところを褒めるなど、特別扱いは女性にするのが鉄則です。
家族は大切に。でも母親を引き合いに出すのはNGだよ。
長男の役割や介護のリスク
結婚後は別居する意志がある場合、早めに伝えておくのが理想です。別居すれば四六時中顔を合わせなくて済むので、それだけで女性のストレスが減ります。
また、どうしても同居しなければいけない場合は、実家暮らしのメリットを伝えます。「家賃がいらない」「駐車場もある」だけでも、経済的な負担がかなり軽減されます。
同居でも別居でもメリットはたくさんあるから、アピールポイントをたくさん見つけよう。
親の介護については、老後施設や介護施設に入るケースも増えています。また、長男だけが親の世話をするのではなく、兄弟で協力して面倒をみることが必要です。特に、男性に姉や妹がいて近くに住んでいる場合は積極的なサポートをお願いするべきです。
「将来、親の世話に関してしっかり考えている」というアピールが必要だよ。
結婚を前提とした交際をするときに実家暮らしは何かと不便
男女とも実家暮らしの場合、仮に交際をしてから結婚するまでの間お互いの家に行きにくい状況が生まれます。女性からすると、交際期間中に男性の家に気軽に行けないのはデメリットが多いです。
女性の中には、結婚を前提にお付き合いをするなら、同棲をしたいという人もいます。男性と一緒に住んでみることで生活感が見えてくるからです。家の中での様子が分かると男性の生活スタイルや癖など、外で会うだけでは分からない性格に気づくことができます。
しかし、男性が実家暮らしだとなかなか男性の家に行くことはできません。実家に行くことは、ほぼ結婚を前提にお付き合いしていますと挨拶に行くようなものです。
結婚を前提にお付き合いするかどうかを判断するために、男性の生活感を見たいと思う女性にとっては、実家暮らしの男性はハードルが高くなるのです。一人暮らしの男性であれば、自然と男性の家に来たり同棲を始めるきっかけができます。
お互いの性格や価値観もわかるので、結婚生活をイメージできるメリットがあるわけだね。
将来性のある実家暮らしの男VS生活するのが精一杯の一人暮らしの男
実家暮らしをする独身男性は、一人暮らしをするべきか悩んでしまいます。一人暮らしをする独身男性はそんなに魅力的なのでしょうか?
実家暮らしをする男性にしてみると、一人暮らしのデメリットもたくさん想像できます。実家暮らしで結婚相手を探しているKさん(33歳/会社員)の主張をみてみましょう。
職場が近いという理由で、実家暮らしを長く続けています。まわりからは「30歳を過ぎて実家暮らしをするのはおかしい」とか「実家で暮らしているから結婚相手も見つからない」と言われます。
でも、実家暮らしだからと親に甘えているつもりはありません。毎月、家にお金は入れているし、家事も一通りはできるので手伝うこともあります。また、しっかり貯金しているので、将来の結婚資金や子供の養育費・老後の年金など計画的に準備しています。
正直、一人暮らしで生活費に苦労している男性より、家庭的で計画性もあるのに自立していないと否定されると納得いきません。
確かに、Kさんの主張は正論です。実家暮らしでも色んなことを考えて生活している男性もいれば、一人暮らしでお金に余裕がなくカツカツの生活をする男性もいます。しかし、残念なことに初対面の女性は、実家暮らしの先入観で男性を判断する人が一定数います。
じっくり話をして説明すれば分かってもらえるかもしれませんが、相手にしてもらえないことの方が多いです。やはり、事前に実家暮らしの男性でも結婚相手としてOKな女性と出会うことが結婚への近道です。
結婚するためには実家暮らしの独身男性でもOKな女性との出会いを増やす
結婚相手を探す際に、男性の実家暮らしがNGの女性に出会う可能性もあります。そのためにも、事前に実家暮らしであることを伝えて女性も了承のうえで会った方が、お互い余計な時間を掛けずに済みます。
なるべくなら、条件に合う女性と効率良く出会いたいよね
実家暮らしの独身男性でも結婚相手に選んでくれる女性はいる
実家暮らしの独身男性に、マイナスイメージを持っている女性ばかりではありません。逆に、プラスのイメージを持っている女性の意見をいくつか紹介します。実家暮らしであるからこそのアピールポイントがあります。





自分の置かれた環境をプラスに捉えて、女性に良い印象を与えるように事前に準備しておこう。
結婚相談所は事前に条件を伝えるので効率良くパートナーを見つけられる
婚活において、事前にお互いの情報を知る方法としては、結婚相談所を活用するのがもっとも効率的です。結婚相談所は、登録したプロフィールや希望の条件をもとに女性を紹介してくれます。
最初に、プロフィールで実家暮らしという情報を伝えておけば、実家暮らしでも構わないという女性だけに出会うことができます。余計な心配やストレスを感じることなく結婚相手を探せるわけです。
実際に結婚相談所にも質問してみました
結婚相談所を全国に展開する「パートナーエージェント」に、婚活するうえで、実家暮らしの独身男性は女性から良い印象を持たれないのか聞いてみました。

確かに、入会者の中には一人暮らしの男性を好む女性もいますので、すべての女性が条件に合うわけではありません。
ただ、フィーリングや価値観を重視する女性も多いので、長期的に前向きな活動をされて結婚相手をみつける方もたくさんいます。

また、活動の際には専門のスタッフが色々なサポートをさせていただきます。
パートナーエージェントは無料相談ができるので、自分が求める条件の女性が何名くらいいるか調べてくれます。また、自分のアピールポイントが見つかれば、女性と出会う確率はグンと上がります。結婚については、やはり婚活のプロに相談するのが間違いありません。
一人で婚活を進めるのは大変だよね。不安や悩みも周りのサポートがあれば解決しやすいよ。
まとめ
実家暮らしをネガティブに考えるのは思い過ごしだと分かりました。でも、相手の女性がどのような印象を持つかは分かりません。印象は、伝え方と受取り方の違いでプラスにもマイナスにもなります。
実家暮らしである特徴をポジティブに捉えて、女性が興味を持つようなアピールをどんどん試しましょう。また、結婚相談所では無料相談を行っています。そこで、どれくらいの人数の女性が対象になるか把握すると婚活を進めやすくなります。